夫の不倫を知った時、あなたは誰に相談しますか?

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まずはネットで検索する人がほとんど

あなたがもし夫婦問題で悩んでいるとしたら、それを誰に相談するでしょうか?

夫婦問題と一口で言っても、ちょっとした行き違いやケンカから、不倫や別居、DVなどの深刻な問題にいたるまで、ピンからキリまであります。

夫婦の問題は、近い友人や親にも相談しずらいものであるため、行き場のない感情をどうしたらいいのか悩む方は多いのです。

 

特に夫の不倫を知ったときは、何の心の準備もない分、ほとんどの方がパニックに陥ります。

文字通り気が動転してしまって、どうしたらよいのかわからず、まずはネットで検索する、という行動を取る方が大部分です。

「夫の不倫」と検索すれば、体験者のサイトや質問サイト、離婚相談所や探偵事務所、夫婦関係修復カウンセラーのサイトなどが、上位に上がってくると思いますが、そこでまた最終的に誰に相談したらよいのかわからなくなってしまうのです。

質問サイトに投稿して意見を求めるのは危険

どうしたらよいかわからず、質問サイトなどで自分の状況を投稿し、他人のアドバイスを募集する方たちもいます。

でも、この方法はお勧めできません。

なぜなら匿名というのは、自分の書いたことに対して責任を取らないということだからです。

アドバイスをくれる人たちの中には、本当に親身になってくれる人もいますが、自分の言いたいことだけを書く人も多いものです。

悪質なのは、わざわざキツイことを書いて、自分自身のはけ口にしている人たちです。

アドバイスとは名ばかりで、その内容は質問者さんの人格を否定するような内容であることが多く、ただでさえ落ち込んでいる質問者さんに対して、さらなる傷を与えてしまいます。

ですから、そういうサイトに投稿するのは時間の無駄だと考えたほうがいいでしょう。

グループセッションの長所と短所

また、不倫の被害者さんたちを集めてのグループセッションなどもありますが、そこでは同じ悩みを持つ者同士の連帯感、共感を得ることができます。

自分の苦しみをシェアし、相手の悩みに共感することは、それだけで癒しの効果があります。

ただ、せっかく癒しを得ることができても、だんだんグループ内で気の合う人・合わない人ができたり、お互いに比べてしまうことで反対に傷ついてしまう怖れもあります。

 

グループセッションでは、参加者の個人情報を守ることが原則です。

また、サクラを投入しているところもありますから、周り雰囲気に飲まれて高いセミナーなどに参加させられたりしないように、自分をしっかり持った上での参加が望まれます。

一対一のカウンセリングが、なぜ必要か

日本人の場合、信頼関係の構築されてない人の前で、自分の悩みを赤裸々に打ち明けることに抵抗を感じる傾向があります。

最近までカウンセリングが一般化していなかったため、悩みを自分で抱えてしまう人が多く、そこに日本人特有の我慢強さが加わって、限界を超えるまで忍耐してしまい、結果的に夫婦修復が難しくなるケースも、多々あります。

 

最も効果的なのは、信頼できる専門カウンセラーに一対一で相談することです。

クライアントさんの状況・生い立ち・性格・考え方など、すべて千差万別ですから、一派ひとからげに、この方法でOKというわけには行きません。

最高のカウンセリングとは、クライアントさん自らが、カウンセラ―との対話の中で気付きを得て、自ら答えを見つけられるようにすることです。

さらにコーチングを通して、実生活での習慣を変え、よりよい夫婦関係を構築するための新しい習慣を身に付けることを、アドバイスする必要があります。

いずれにせよ、カウンセラー選びは慎重に行うべきです。

商業主義でなく本当に良心的なカウンセラーに出会うことが大切です。