夫の不倫が発覚!妻が陥いる心の危機を克服するには

2018年6月24日

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夫が不倫を認めた時、あなたは…

夫が不倫しているのではないかという疑惑が、揺るぎない事実として目の前に突き付けられた瞬間、妻としてのあなたは何を思うでしょうか?

信じていた人に裏切られた衝撃で、過去の全てが偽りであったかのように感じ、自分が夫だと思ってきた人間とは全く別の顔を見たような不気味さに、突然地面が真っ黒な口を開けて、あなたを飲み込んでしまったように感じる人は少なくないはずです。

夫婦という強い愛着で結ばれている関係の絆が切れたと感じる瞬間、それまで安住してきた世界は一瞬で崩壊し、荒涼とした砂漠に放り出されたような感じがすることでしょう。

 

心の中で認めたくない事実を、現実として受け入れなければならない時、心には想像を絶するストレスがかかります。

そのため、ほとんどの人はパニック状態になってしまいます。

一体何が問題だったのだろう、いつから夫はこうなってしまったんだろう、相手の女性はどんな女なんだろう…ありとあらゆる想像と妄想が頭の中に渦巻き、夜も眠れない。

そんな状態がしばらくは続きます。

夫を責める心と自分を責める心のはざまで悩む

やがて頭が少しずつ整理されて、現実を現実として受け入れるようになってくると、今度は夫と不倫相手に対する激しい怒りが湧いてきます。

「私にこんな仕打ちをした夫と不倫相手を許せない。罰を受けるべきだ」と、相手を責める心です。

ところが、一方で「こうなったのは自分のせいかもしれない。どうしてもっと早くに気付けなかったのだろう」という自責の念も現れます。

 

相手を責めることと、自分を責めることでは、一見正反対のように見えますが、実は同じ怒りの感情で、矛先がどちらに向いているかの違いだけです。

自尊感情が低い人は自分に矛先が向かってしまい、相手には怒りを全く表現できずに、自分だけを責め続ける場合もあります。

でも、心の底には相手に対する怒りがあって当前であり、それを表現できない分だけ、体の不調やウツとして表れてきます。

 

もしあなたが自分を過度に責めているとしたら、一度自分の心に向き合って、自分の中に夫に対する怒りの感情があるということを認めてみましょう。

「夫に対して怒りを感じてもいいんだ」という許可を自分に与え、その怒りをノートに書き出したり、一人の部屋で大声で泣き叫んだりして、それを思いっ切り表現してみてください。

怒りの奥にある感情を見つめる

自分の中の怒りを認め、それを表出させた後は、怒りの奥にある根っこの感情にも注意を向けてみましょう。

怒りというのは第2感情であり、その根っこにある第1感情(不安、失望、悲しさ、寂しさ、惨めさ、無力感など)が本当の感情なのです。

 

例えば、「夫を罰したい」という怒りの感情の背後には「愛されていない」いう寂しさや「見捨てられる」という不安感などがあるかもしれません。

それが本来の感情だったのに、それを認めることで、惨めな自分、捨てられた自分、愛されていない自分、敗けた自分というイメージを受け入れなければなりません。

それがあまりにも辛いので、無意識のうちに感情をすり替え、誰かに対して怒りの攻撃を向けることで、本来の感情を感じないようにしているのです。

誰かを責め続ける心を手放すこと

自分であれ、夫であれ、誰かを責める心というのは、大変なエネルギーを消耗します。

心の奥の第1感情に向き合わずに、怒りの世界にとどまって夫や自分や不倫相手を責め続けても、心が満たされることはありません。

復讐の鬼になり、相手を奈落の底に突き落としたとしても、あなたの中に残るのは「虚しさ」だけでしょう。

復讐は決して愛の代わりにはなりません。

 

夫が不倫をしたという事実を変えることはできませんが、それをどう受け止めていくかは、あなたが選択することができます。

夫を責める心には、自分の幸せが夫によって剥奪された、という恨みがあります。

でも本来あなたには、どんな環境にあったとしても「幸せになることを選ぶ力」があるのです。

人と過去を変えることは出来ないけれども、自分と未来は変えることが出来るのです。

より成熟した自分に向かって

人生で起こってくるすべての問題は、その人を成長させるためのものである、と言われます。

何事もスムーズに行ってしまっては、人間は自分を深く見つめることはありません。

夫の不倫という最も辛い出来事を通して、あなたに願われていることは、あなたが自分を卑下して敗者の人生を歩むことでも、夫に復讐して最後に笑うことでもありません。

あなたが、ありのままの自分に向き合い、その良い部分も不足な部分も丸ごと受け入れながら、自分という存在の絶対的な価値に気づくことです。

それが分からなかったから、夫の愛を不倫相手に奪われた自分が、惨めで価値のないもののように感じられたのです。

自分の価値を心から理解した時、あなたは新しい人生を出発することができます。

あなたから発する愛の力で、運命を変えていく人となることでしょう。

 

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