夫が既読スルーしたくなる妻からのメッセージとは?
旦那さんと何気ない日常会話を楽しみたいのに、必要最低限のことしか話してくれず、会話が続かない…
気持ちを込めて送ったラインのメッセージも、そっけない返事しかくれないし、時には既読スルーされてしまうことも…
こんな時、「ああ、夫はもう私に関心がないのかな」と感じてしまいませんか?
不安ばかりが募って、もっとメッセージを送ってしまったり…
でも、あなたがそうすればするほど、旦那さんの心は遠ざかっていくかもしれません。
こんな時、どうしたらいいのでしょうか?
男性と女性では、求めているものが違う
まず、あなた自身の心に問いかけてみましょう。
あなたは旦那さんとのやりとりの中で、何を得たいと感じていますか?
それは多分、繋がっているという安心感だったり、愛され関心を持たれているという満足感かもしれません。
話の内容それ自体よりも、コミュニケーションを通して心の交流をしたい、愛を確認したい、と感じているのではないでしょうか?
ここで男性と女性の、コミュニケーションに対する認識の違いについてみてみましょう。
男性にとっては、言葉はインフォメーション(情報)であり、会話はそれによって知識や情報を伝達するものである、という側面が強いのです。
男性同士の会話は至って簡潔であり、長話するときは、何か特定の具体的な主題について話し合う場合がほとんどです。
これに対して女性は、会話を通して気持ちをわかってもらうことで、ストレスを発散し、心の安定と活力を得ています。
両者のコミュニケーションで重要視されるキーワードは、 男性の場合は、事実・情報・知識・論理・問題解決であるのに対して、 女性の場合は、気持・理解・共感・受容・交流などと言えるでしょう 。
夫が既読スルーしたくなる4つのパターンとは?
さて、旦那さんが既読スルーしたくなるメッセージとは、どんなものでしょうか? 具体的に見ていきましょう。
1.何を望んでいるのかよくわからない
旦那さんに「今買い物してる」など、日常の何気ない行動をラインしたとき、既読スルーされたことはありませんか?
女友だちなら、すかさず「どこで買い物してるの?」「何を買うの?」などと関心を示してくれますが、男性はこんな時、「それがどうしたの?」と感じてしまいます。
この時の旦那さんのホンネを言葉にしてみると…
妻「今買い物してる」
夫「ふーん、それで? そもそも何でそんなことを俺に伝えてくるの? 俺に何を期待しているの?」
という思考になりがちです。
旦那さんの中では、あなたがメッセージを送る目的がよくわからないため、どう反応していいかわからず、そのままスルーしてしまうのです。
2.心配してほしい下心が見えている
妻「この頃、よく眠れないし食欲もないの…」
あなたはただ、「大丈夫?」と心配してもらいたいだけなのに、旦那さんから何の反応もないと、ガッカリしてしまいますよね。
こういう時旦那さんは、「具合が悪いなら、早く医者にいったら? 俺にどうしろというの?」と思ってしまうのです。
妻が体調が悪いと、不機嫌になる旦那さんが多いのは、妻にはいつも元気で笑顔でいてほしい、という男性特有の甘えかもしれません。
「眠れないし食欲もない」という事実を伝えながも、「だから今日は少しゆっくりするわ」「後で病院に行ってみるわね」など、それに対する対策案を提示すれば、夫は安心します。
「私のことを心配してよ」という下心が見え見えのメッセージには、男性は引いてしまうのです。
3.相手に要求している
あなたが感動した音楽や動画を、旦那さんにもシェアしたくなることがありますよね。
もちろん、それを送ることは自由ですし、旦那さんも喜ぶかもしれません。
でも、旦那さんが忙しくて、それをすぐに見るヒマがないかもしれません。
その時のあなたの反応が大切です。
「まだ見てないの?」などと催促すると、相手は負担を感じます。
仕事に集中している時は、たとえ短時間だとしても、そのコンテンツを見るために割く時間が惜しい場合もあります。
その度にあなたが失望したり怒っていたら、旦那さんはあなたから何かが送られてくると、身構えてしまうようになります。
初めから「送ったものを相手が見ようが見まいが、相手の自由」という姿勢でいるべきです。
4.暗に相手を非難している
「この頃、すぐに返信してくれないよね」などとという言い方は、非難がましいメッセージに聞こえてしまいます。
旦那さんは、あたかも悪者にされた気がしてしまいます。
むしろ「○○してくれる?」「○○してくれたら嬉しい」と、ストレートに頼むのが効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
妻は、夫との何気ないやりとりを通して安心したいだけなのですが、それが逆効果になってしまうこともあります。
特に夫は、妻が満たされていない様子を感じると、それを満たすのが自分の責任と感じて気が重くなり、身構えてしまいます。
妻が夫に望んでいることは、マメに返信するなど、実に些細なことであったとしても、大抵の旦那さんたちにはなかなかそれができません。
男性は、もともと会話で愛を確かめようとはあまり思わないからです。(ただし恋愛中は別です。)
旦那さんの既読スルーに落ち込んだり、無視されたと腹を立てるより、既読スルーされないような用件のはっきりしたメッセージだけを送るようにするのはいかがでしょうか?
既読スルーされても、あなたが平気でいるのがわかれば、旦那さんも負担を感じないで済みます。
返信してもいいし、しなくてもいい。
そういう自由を与えることで、旦那さんもリラックスしてあなたとのコミュニケーションを楽しむようになることでしょう。