不倫された妻が陥りやすい「サレラリ」から抜け出すには?

サレラリって知ってますか?

「サレラリ」という言葉があります。

早速調べてみると

サレラリとは、パートナーから不倫や浮気をサレた側が、正常ではない状態になり(ラリる)、いつもの自分らしい判断や行動ができなくなること

だそうです。

たとえば、夫の不倫相手と自分とを比べて

 

自分には価値がない

夫は不倫相手の方を選んだんだ

私は負けたんだ

 

などの自己無価値感に苛まれたり

 

夫の言葉を鵜呑みにして洗脳・コントロールされる

「自分がいたらなかったから不倫されたんだ」と自分を責める

良い妻になろうと必死に家事や育児を頑張りすぎる

 

など、極度の不安から自分らしい判断ができなくなり、様々な非合理的な思考や行動をしてしまう、一種のパニック状態に陥ることを言います。

不倫されることによって、ドラッグでラリった人のように、事実を客観的にとらえられなくなり、適切な思考や行動ができなくなるため、サレラリと呼ばれているようです。

人によって、サレラリ度には差がある

ところで、同じように不倫されても、このサレラリの度合いが強く出る人と、そうでない人がいます。

特に、もともと自分自身に劣等感を持っていたり、「自分は一番には愛されていない」などの無意識の思い込みなどがあると、夫の不倫によって、それがますます強められてしまいます。

末っ子で、かわいがられたが、あまり重きを置かれなかった

優秀な兄弟といつも比べられた

 

などのように、思い込みの原因になることは、小さい頃の家族関係にあることがほとんどです。

このような無意識の思い込みが、夫の不倫という出来事によって、「やっぱりそうなんだ!」という強い確信に変わってしまうと、自分を支えている自分軸が極度に不安定になり、一時的に自分のアイデンティティが崩れてしまいます。

その結果、何かに追い立てられるように

 

必死に夫に尽くしたり

いい妻になろうと家事や育児に励んだり

夫に愛情表現を迫ったり

夫に精神的にしがみついたり

 

などの極端な行動に走ってしまいます。

しかしその一方で、心の中の激しい葛藤と自己無価値感に苛まれ続け、旦那さんの言動に過剰に反応し、心がジェットコースターのように上がったり下がったりします。

この状態がしばらく続くと、心身共に疲れ果て、文字通りボロボロになってしまうのです。

サレラリ状態から抜け出すには?

サレラリ状態にある人たちは、自分の価値というものを、もう一度、自分軸で立て直す必要があります。

そのためには、次のステップで自分を立て直していきましょう

①夫の不倫は夫の課題、と割り切る

夫が不倫したのは、自分に魅力がなかったからだ、とか

自分が悪い妻だったからだ、という思い込みを捨てましょう。

 

不倫した夫は、妻に対する罪悪感から、自分の不倫を妻のせいにすることが多々あります。

後付けの理由で、妻の欠点を並べ立てたり、妻への不満を「ずっと前から」感じていたように話します。

しかし、これは旦那さんが無意識に(時には意図的に)自分を正当化するためにしている自己防衛である、ということを憶えておきましょう。

言われたことを鵜呑みにするのではなく、「あなたはそう感じていたのね」といったんは冷静に受け止め、心の中では「それは旦那の考え方であり、事実であるというわけではない」としっかり事実と区別しましょう。

②夫の不倫相手と自分を比べない

妻が中高年になって、女性としての魅力に衰えを感じると、夫の不倫相手が若くて美しいから夫に選ばれたのだ、という考えに陥りがちです。

でも実際は、そうでないことがほとんどです。

私のところに相談に来られるクライアントさんは、美人の方が多いですし、知的で落ち着いた雰囲気を持ち、女性としての価値も非常に高い方たちです。

浮気や不倫の始まりは、風俗がらみの付き合いだったり、たまたまそのような状況になった、というのがほとんどです。

心からその人に恋して心を奪われたというより、性的な興奮によって相手が魅力的に見えているに過ぎないのです。

なので、時間が経てばどんな不倫も覚める時が来ます。

「アバタもえくぼ」という言葉の通り、一時的な興奮状態で夫の脳もラリっている(正常じゃない)と考えていいでしょう。

③あなた自身の自己肯定感を高める

サレラリ状態にあると、ますます夫にしがみつき、夫からの評価に自分の価値を見出そうとします。

しかしこれは、まったく逆の方向に努力していることになります。

不倫した夫から「以前からあなたが嫌いだった」と言われたからといって、自分の存在価値を否定されたように感じてしまってはいけません。

これは、不倫した側がよく使う言葉です。

つまり、妻といると罪悪感を感じて居心地が悪いため、それを「嫌い」という感情にすり替えているのです。

本当の自己肯定感は、相手軸で決まるものではありません。

旦那さんがなんと言おうが、あなたの価値はあなた自身が決めるものなのです。

④自分の無意識の世界にある思い込みを変える

先程も書きましたように、不倫されたときに受けるダメージは、人によって差があります。

もともと自己肯定感が高く、無意識の中に肯定的なセルフイメージを持っている人は、不倫されたことと自分の価値とを結びつけません。

その分だけ、余計な葛藤に心的エネルギーを使わなくて済むので、夫婦修復に力を注げます。

ところが、無意識の中にある思い込みから、否定的なセルフイメージや人生観を持っている人は、不倫の打撃をもろに受け、自信を失ったり、極度な「見捨てられ不安」から精神不安定になってしまいます。

このような状態では、前向きな夫婦修復をするエネルギーもなかなか生まれてきません。

もしあなたが、このような極度な不安状態にいるとしたら、専門的な夫婦修復カウンセリングを受けて、無意識の中の不必要な思い込みを取り除き、自分自身を楽にすることから始めていきましょう。

まとめ

ネット上で検索してみると、サレラリについて説明したサイトは沢山ありますが、具体的にどのようにその状態から脱却していけばいいのかについては、あまり詳しく書かれていないものが多いようです。

夫の不倫、という事実そのものよりも、あなたの無意識にある思い込みが、それを虫眼鏡のように拡大解釈し、あなた自身の価値までも揺るがすことと捉えているなら、その打撃は途方もありません。

人は皆、自分自身でいられることが大切です。

夫に不倫をやめてもらうために、夫に気に入られる妻になるのではなく、本当の自分に繋がって、安定した心を取り戻しましょう。

あなたが本当のあなた自身と一致している時にこそ、生き生きした魅力が湧き出てくるのです。


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