夫の風俗通いがどうしても理解できないあなたへ

夫の風俗通いや、出会い系サイトの利用が発覚したとき、あなたならどうしますか?

実はこれは、男女の捉え方の差において最も温度差を感じさせられる問題でもあります。

夫側としては、「浮気や不倫ではない」という認識が強く、妻に対する罪悪感も少ないのに比べ、妻にとっては「夫に裏切られた」というショックで、鬱や自律神経失調症になってしまうことすらあります。

「妻への愛は変わらない」と主張する夫と、夫を信用できなくなり離婚を考える妻。

夫婦を危機に陥れるこの問題に、どのように対処していったらよいのでしょうか?

男はなぜ風俗に通いたがるの?

そもそも男性はなぜ風俗に通うのでしょうか?

もちろん、全ての男性が通っているわけではありません。

しかし日本では戦前「赤線」と呼ばれる売春街があり、一種の必要悪として黙認されてきました。

売春を取り締まる動きは、「売春防止法」の施行により、早くから試みられてきたにもかかわらず、実際のところ、手を変え品を変えて売春行為が行われている現状です。

風俗には、キャバクラなど、名目上性行為を目的としないものから、ソープ・ヘルス・イメクラ・ピンサロ・性感マッサージなど、性行為に至るものまで様々あります。

戦前の男性たちには、童貞のまま初夜を迎えるのは妻に対して恥ずかしいこと、という認識があり、一通りのセックスに対する知識や技術を学ぶ場所として、結婚前の男性が売春宿に行くことも多かったようです。

現代社会でも、男性同士の付き合いの一環として、キャバクラなどは普通に用いられていますし、一つの社交場、あるいはストレス解消の場として、手軽に用いられる環境が作られています。

このような環境の中で、男性にとって風俗通いのハードルは非常に低く、罪悪感なく用いてしまいやすいと言えるでしょう。

また、性欲の処理だけではなく、風俗の女性からの商業目的の褒め言葉に精神的満足を得ている場合もあります。

風俗の女性たちは、男性の幼児的万能感を上手にくすぐるテクニックに熟達しているからです。

風俗通いと浮気との違いはここ

では、浮気と風俗通いの違いは何なのでしょうか?

風俗の場合、単に性的欲求を満たすことに目的が置かれています。

男性は精液が睾丸に溜まることで、強い排出欲を感じます。

それが、女性からの性的な視覚的刺激と相まって、強い性欲が造成されます。

これは、男性が生物学的にそのように出来ているために、自然な生理現象なのです。

風俗においては、性行為をすることで得られる快楽が目的となっています。

相手との心情的なつながりや、家族的な愛情といったものはなく、お金を払ってサービスを買うビューティーサロンやエステと何ら変わらないような感覚で利用しているのです。

 

また、出会い系サイトにおいても、結婚相手を見つける目的ではなければ、両者合意の上でセックスを楽しむ相手を見つけるために用いられます。

一般の相手との性行為は、業界の女性を相手にするよりも、性病に罹患する率が少ないし、金銭的にも安く済むという算段があるようです。

たとえ特定の女性と何度もセックスを楽しむとしても、妻への愛とは完全に切り離して考えているため、男性にとっては妻を裏切っているという自覚があまりないのです。

性行為に対する認識は、男女でこんなに違う

性行為に対する男女の認識が、なぜこれほどまでに違うのでしょうか?

男性には、より多くの女性に生命の種を植え付けて、自分の遺伝子を遺したいという本能があるため、機会さえあればセックスをして射精したいと感じています。

男性にとって、セックスの目的が射精することで完了するのに対して、女性にとってはセックスはすべての始まりです。

たとえ避妊したとしても、セックスによって子供ができる可能性はゼロではありません。

その後9か月の妊娠期間と、最低でも子供が3歳くらいになるまでの育児の期間は、女性の生活は子供に縛られることになります。

つまり、女性にとっては一度のセックスがもたらすリスクは、男性の比較にならないほどに大きいのです。

そのため女性は本能的に、自分と子供に男性が責任を持ってくれることを前提にしないとセックスに踏み切りません。

例え妊娠中絶するにしても、母体に及ぼす悪影響を考えると、女性はセックスに対して慎重にならざるを得えないのです。

女性にとっては、商業目的以外でセックスを許すことは、それだけのリスクを負ってもいいほど相手を愛している、ということなのです。

夫の風俗通いが発覚したら

こうした男女の違いを理解したとしても、夫が違う女性と性行為をすることは、妻にとっては受け容れがたいことです。

それは裏切り行為であり、それを容認するというのは、心を殺して生きるようなものでしょう。

だからと言って、夫に頭から怒りをぶつけ、汚らわしい野獣か心無い罪人のように扱ってしまっては、夫の気持ちはどんどん離れていきます。

夫の風俗通いが明らかになった時点で、まずは自分の気持ちを冷静に保ちながら、静かに話し合ってみることです。

男性には、自分の風俗通いが妻にどれだけの心の痛みを与えているか、実感できないのです。

もし実感できるなら、最初からそんなことはしないことでしょう。

「バレさえしなければいい」ぐらいに考えているので、最初は嘘をつき通そうとすることも多いのですが、これがさらに夫に対する妻の不信感を高めてしまいます。

夫が風俗に通う理由が、単なる性的満足のためなのか、あるいは妻からは満たされていない部分を心理的に満たしたいからなのか、夫の正直な気持ちを聞いてみましょう。

もし性的満足が目的であるならば、夫婦間の性生活を見直す機会にもなるかもしれません。

夫婦のセックスに満足していても、単なる好奇心で他の人と関係を持つ場合もあります。

夫が「妻のことは変わらず愛している」と言う言葉を、到底信じられないかもしれませんが、それが夫の本音であることが多いのです。

夫に風俗通いをやめてもらう効果的な説得法

まずは夫の言い分を聞いて、夫が「妻のことを愛していないわけではないし、離婚する気もない」というならば、それは信じてあげましょう。

そして、あなたが夫の風俗通いを知ったときに、どんな気持ちがしたのかについて、アイ・メッセージで伝えていきます。

アイ・メッセージとは、自分がどう感じたかを、自分を主語として率直に伝えることです。

例えば

「あなたが風俗に通っていると知って、(私は)裏切られた感じがして悲しかった」

「もう私に関心がなくなったと思うと、(私は)寂しかった」

「そのことを考えると、(私は)夜も眠れないくらい辛かった」

などのようにです。

たとえ夫に強い怒りを感じていたとしても、怒りを前面に出して夫を責めてしまうと、夫も逆ギレしたり、心を閉ざしてしまいます、

あなたの怒りの奥にある悲しみ・寂しさ・絶望感などを素直に伝えていく方が、本当の気持ちが伝わりやすいのです。

また「あなたの風俗通いを認めることは、私には辛すぎてできない。どうしたらいいのか悩んでいる」と伝えてみましょう。

自分から「風俗通いをやめないなら、もう離婚するしかない」と切り出すよりも、相手に考えさせるのです。

その時から、夫は事態を深刻にとらえて悩み始めることでしょう。

それでもやめられない夫には?

しかし、それでも風俗通いを止められない夫たちも、世の中にはたくさんいます。

特に結婚前から習慣になっていた場合には、妻の妊娠などをきっかけにまた通い始め、中々やめることができません。

酒やタバコの習慣を中々やめられないのと同様に、脳に快楽をもたらす行為はアディクション(依存症)になりやすいのです。

しかし、その度に妻が感情的になって責めると、家庭に居場所がなくなって、ますますのめり込むようになってしまいます。

「夫の本当の心は家庭を大切に思っているんだ」と、夫の本心を信じてあげて、表面に出ている夫の言動だけに振り回されないようにしましょう。

依存症になりやすい人は、本当は自信がなく、自己肯定感が低い傾向があります。

表面では強がっていても、あるがままの自分を誰かが受け容れてくれて、居場所を与えてくれることを、内心では渇望しているのです。

そんな夫の心を受け止めるためには、あなた自身が自己肯定感を高め、あるがままの自分自身を受け容れることができるようになることが大切です。

内面の満たされない思いは、自己受容できるようになると、徐々に消えていきます。

夫の風俗通いは、決して「妻をもう愛していない」というメッセージではありません。

夫を変える早道は、あなた自身が自分を受け容れ愛する技術を学ぶことなのです。

 

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