旦那は風俗依存症?男性脳の秘密に迫る

 

さまざまな夫婦相談を受ける中で、「旦那が風俗依存症ではないか」というご相談をよく受けます。

週に何度も風俗に通ったりする旦那さんは、妻から見たら異常性欲の持ち主、と感じられるかもしれません。

しかしこれは、男性特有のハマりやすい脳と、男性ホルモンの働きによるものなのです。

ここでは、男性脳の特徴と、それに対する対処法について考えていきましょう。

ハマるとそれしか見えなくなる男性脳

「ご飯できたよ~!」

と呼び掛けてもスマホやテレビに夢中で食卓につかない旦那。

いくら呼んでも、ゲームに夢中で部屋から出てこない息子。

そうこうしているうちに、せっかくの料理が冷めてしまって、「まったくもう!」と腹が立ったことはありませんか?

実は男性のこうした行動は、男性脳の特徴によるものなのです。

 

もともと男性脳は、目標を定めたらそれに向かって突進する一点集中型の脳です。

女性脳が複数のことに同時に気を配れるのとは対照的に、男性は今集中していることにオールインしてしまうため、他のことに注意が向かなくなりがちです。

実際、テレビやスマホ、ゲームなどに夢中になっていると、妻が呼ぶ声も聞こえなくなってしまうと言います。

「誰かが何か言ってるな~」くらいの程度でボンヤリ聞こえるだけで、その内容に注意をはらうことができないのです。

 

男性が何かに夢中になっている時、フォーカスしているものを中心として視野が狭くなる「トンネル視」という現象が起こります。

つまり、フォーカスしている部分は鮮明に見えますが、周囲は曇りガラスをかけたようにぼんやりと不明瞭に見えるのです。

これは、聴覚においても同じことが言えます。

集中している音にだけ注意が行き、それ以外の音は明瞭に聞こえなくなります。

これは、男女の目や耳の構造が違うということではなく、脳の選択的注意力の強さが違うために起こる現象です。

増える性依存症

こうした男性脳の特徴は、いったんハマるととことんハマってしまう、という状況を生み出します。

アルコール依存症やギャンブル依存症、ゲーム依存症などが、圧倒的に男性に多いのは、そのためです。

また最近では、性依存症の増加が注目されています。

30〜40代の男性の70パーセント近くが、何らかの性依存症を抱えているというショッキングな報告もあります。

男性は女性と比べて性欲が大幅に強いことが、最近の研究でも明らかにされていますが、男性を男性たらしめるホルモンである、テストステロンの働きによって、女性よりも強い性欲持つようになります。

ただし、その強い性欲ゆえに、風俗や浮気に走ったりすることも。

テストステロンの多い男性は、スリルや冒険が大好きなので、妻に隠れて浮気をすることで、更なる刺激を感じているのです。

風俗依存症になるプロセスとは

巷には様々な趣向を凝らした風俗業がはびこり、男性の性欲を掻き立てるあらゆる仕掛けで客を誘惑しようとしています。

妻といかに健全な性生活を営んでいようとも、家庭では味わえない過度な刺激を求めて、出来心で風俗に足を向けてしまう男性が多いのです。

スマホの普及によって、刺激の強い性的情報に簡単にアクセスできる現代においては、自然なセックスをつまらないと思わせてしまうような、誇張された情報が溢れています。

刺激が好きな男性脳は、そうした誘惑に簡単に負けてしまいやすいと言えます。

 

一度、風俗の味を知ってしまうと、その刺激を求めて何度も足を運ぶことになります。

またお店の側も、せっかく捕まえた顧客を取り逃がさないようにと、風俗嬢が顧客管理のためにメッセージを送ってきたりもします。

単なる営業目的であっても、女性から甘いメッセージをもらうことで、男性の承認欲求が刺激され、自分がモテ男になったように錯覚し、いい気持ちになります。

 

レストランや居酒屋など、気に入った「行きつけの店」に通い続ける傾向が強いというのも男性脳の特色です。

行きつけの飲み屋に通い続けてママと顔なじみになったり、などは昔からよくあることですが、風俗店や風俗嬢にも同じことが起こります。

気に入った風俗嬢の元に、ある期間熱心に通う姿は、まるで旦那さんが風俗依存症になったかように感じられることでしょう。

旦那の風俗依存をやめてもらうには

こうした状況の旦那さんに、風俗をやめるようにうるさく小言を言っても、あまり効果がないのが現実です。

ゲームにハマっている子供に、いくら「やめなさい」と言っても、寝耳に水であるのと同じです。

そこに「快」がある場合、脳はそれを追い求めます。

禁止された場合は、隠れてでもやり続けようとするのです。

 

では、風俗にハマった旦那さんをやめさせる方法はないのでしょうか?

方法がないわけではありません。

最初は新鮮だった刺激も、ある期間が経つと、だんだん慣れてしまって飽きてくるようになります。

そのタイミングを見計らって、「風俗に行くことをやめてほしい」と率直な気持ちを伝えてみましょう。

中には、妻の懇願にも関わらず、更なる刺激を求めてどこまでもハマっていく人もいますが、それはまさに深刻な依存症への道を進んでいると言えます。

そのままでは本人の健康や仕事に支障が出てくる可能性がありますので、依存症の専門家に相談することをお勧めいたします。

最後に…

旦那の風俗通いは、妻の自己肯定感に多大なダメージを与えてしまいます。

男性脳自体が依存しやすい性質を持っていることを理解して、自分自身を責めたり卑下しないことが大切です。

また、どんな男性もそのようになる可能性を持っているということを理解して、旦那さんの人格自体を疑ったり、汚らわしい変態扱いしないことです。

男性脳の特徴を知ることは、女性には理解できない旦那さんの行動を解釈するうえで、とても重要なことと言えるでしょう。